稲刈り一段落
うちの稲刈りはコンバインで収穫しますが、深田でぬかるみのある田んぼや狭い田んぼはバインダーという小型の刈り取るだけの機械で刈って昔ながらの掛け干しで乾燥します。飼料用の稲はずっと遅れて11月になってからの収穫です。
初霜がおりました ジャガイモやいかに!
掛け干し米の収穫も終わってほっとして、さあ、これからは畑の方の仕事に専念するぞと思った矢先、なんと今朝11月2日には初霜がおりました。いつものペースより10日くらい早い初霜です。初霜がおりると真っ先に心配するのが「ジャガイモの葉は大丈夫かな」と言うことです。秋じゃがは今が育ち盛りで葉が茂った状態がどれだけ続くかが収穫を左右します。強い霜が降りると一発で枯れ上がってしまうので、11月の早い時期に霜が降りそうなときは、ビニールや寒冷紗をかけて回って霜対策をしたりします。今回のは突然でそうしたいとまもありませんでしたので、日が照りだして霜が溶けるまでの1〜2時間のうちに凍傷で痛んでしまわないかと心配です。これが、じょじょに寒気になれていくのなら結構長持ちするのですが、そうでなく、一気に寒気がきてしかも強い霜だったりすると一度でクタッとなってしまうのです。。、幸い、今回は何とか持ちこたえそうです。害虫も弱ってくれます
霜は悪いことばかりではありません、先ず、秋の害虫の動きを押さえてくれます。大敵ヨトウ虫の勢いもガクンと落ちます。ダイコンサルハムシの発生もおさまります。またなんといってもホウレン草をはじめ、冬野菜に甘みがのってきていよいよ本格的なおいしい冬野菜の季節が始まるのです。
あの軽いと噂の防寒着を買ってきます
年をとるに付け、我々人間の方は暑さにも寒さにも弱くなってきますが、近頃はやりの軽く、暖かく、動きやすい防寒着を準備して冬の野良作業に備えます。