東日本大地震から7年、復興はまだまだ

先日、東京に住んでいる私達の娘の連れ合いさんの出身地、仙台まで行ってきました。せっかく遠く離れた東北まで来たのだからと、伊達政宗関係のお寺をめぐり、東北大学にある魯迅記念展示室等にも寄ってきました。魯迅の『故郷』が好きなんです。
昔であれば、バスや電車を利用してゆっくり旅したのでしょうけど、年だし、足の具合いがよくないので観光タクシーをチャーター。観光タクシーの運転手さんは物知りで、聞けば色々教えてくれるので、旅の楽しさは倍増しますから。

タクシーを走らせながらの話なんですが、彼によれば
東北大震災から7年たった現在でも、宮城県で6500名以上の人がまだ仮設住宅に暮らしているんだそうです。福島県は原発があるから東北電力から補償金がでる分、それをめぐって内部はバラバラと言っていました。

熊本地震の復興もまだまだです。先日も千草会の人から「やっと融資がおりる事になって、ビルのエレベーターの修理にかかれることになりました」とお手紙が入っていました。

新聞が伝えなくても、東北も熊本も復興は終わっていないということを忘れないようにしたいです。