やっと、傾いたニワトリ小屋の建て直し
うちの鶏小屋は4棟あります。3棟は自分で建てたトタン屋根仕様ですが、1棟は来てみた方はご存じのように。民家の廃屋です。瓦屋根で天井も高いので鶏にとっては快適だったのですが、傾きがひどく、ときどき戸が閉まらなくなったりします。熊本地震で倒壊したろうと覚悟して見に行ったら、傾きはひどくなったものの、まだ立っていたのでびっくりしたほどです。しかし、さすがに傾きは更に複雑に進行し、歪みもでてきました。そこで、思い切ってプロの手も借りて立て替えることにしました。
立て替える期間には、鶏は引っ越しておく必要があります。そこで、直ぐ隣の田んぼにハウス鶏舎を作りました。100羽の2群は立て替えの間そこに住んでもらいます。
ハウス鶏舎はビニールハウスを工夫して、鶏舎として利用できるようにしたものです。モデルはないので、自分の養鶏の経験にもとづいて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら工夫して、何とか建て終わりました。夏に温度が上がらないように緑のシートの屋根で、見た目もなかなか良い感じです。
5月中には引っ越して、廃屋の解体に入りたいと思ってますが、畑の方がべらぼうに忙しくなってきて、なかなか引っ越しまで至りません。
解体する鶏舎には、餌の保存庫と、毎朝攪拌機を使って配合飼料を作るスペースもあるので、それも移動しなくては解体には入れません。鳥だけを先ず移すか、餌作り場も整えてから引っ越すか悩んでいます。
井戸の埋め戻し前に水神様におことわりを
もう一つ、取りかかっていることがあります。実は苗床のある家の直ぐ横にある畑も、元々は民家跡でした。それで、畑の隅に古井戸の穴が残っているのです。危険なため、柱材を使ってふたをしてあるのですが、これも、年数と共に不安になってきました。それで、古井戸を埋めてしまうことにしました。村の中に牧野さんという何でも屋さんの役割の人いて、ちょっとした基盤整備や、土木工事、危険な木の切り倒しなどを相談すると、うまく段取ってやってくれます。頼んでおいた工事がいよいよ始まります。井戸を埋める前に、塩とお酒で水神様にことわりのお祈りをしておきました。事故のなく、地下水が汚染されることもなく、無事にすみますように。