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百姓百品の便り
芋掘り交流
昨日は、九州産直クラブの消費のみなさんとの交流会でした。
家の近くの畑で芋をほり、子供達はその合間に、畑の端に1本植わっている栗の木から落ちた栗を拾って楽しんでました。
毎年、百草園の鶏肉と野菜たっぷりの汁物を作って一緒にいただくのですが、今年の汁物はごぼうの味がよく出て、ひときわ美味しいできでした。
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ダンボールコンポスト講座
敬老会でゴーヤチップを作った後、使った油をいただいて帰り、ダンボールコンポストにいれました。ダンボールの中の菌ちゃん達は久々のごちそうに、喜びまくったようで、温度が50度に上昇。
欽ちゃん達は実は生ゴミより、油や砂糖系が好きなんです。熊本市は竹チップを使って、生ゴミ減量の公民館講座をやっています。
10月5日の植木公民館、10月24日の秋津公民館の講座では、講師をやりますので興味ある人は、申し込んでくださいね。
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鶏舎の緑のカーテン凄いです
今年は、雨が多かったせいか、ヘチマの緑のカーテンが成長しまくっています。
トタンの屋根に這い上がり、全面を覆い尽くしました。
これで、ニワトリの残暑対策は完璧です。
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県の有機農業研修会「環境と人に優しい病害虫防除」参加しました
大野和朗先生の講演会「環境と人に優しい病害虫防除」、とても良い講演会でした。参加してくれた100名以上の方の畑の作物が、生き物の多様性で守れる日が来ると良いですね。
頑張れ、虫達!
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雨ばかりです!!
雨で予定が狂ってしまった
梅雨は明けたのに、台風の余波で先月末から雨が続いています。四国地方では何と1000ミリ越えの雨量ですが、どんな降り方をしたらそんな数字になるのかちょっと想像がつかないくらいの雨の量です。届いた時、痛んでいたらご連絡ください
こちらも、程度の差はありますが、降り続きで農作業にも大きな支障が出始めました。先ず、雨に濡れた野菜は、特に青物類は傷みが早いので、配達発送で送り出した後のことが心配です。ニラなどは特に雨傷みに弱いので、傷んでいたという知らせも入りました。そんな時はこちらにお知らせください。痛んで使えない野菜は代金を差し引く事にしています。大豆の播種がストップ
困るのはそれだけでなく、畑が乾くヒマがないので機械も入れられず、作付けの準備が出来ないことです。大豆は例年の半分位を植え付けた後、ストップしてしまい、これからでは遅くなりすぎるのでこれで作付け終了です。キャベツ、ブロッコリー、芽キャベツなどは7月末には育苗を始めるのですが、この前台風対策で苗床のビニールははがしたままですので、育苗ポットの土入れも、種まきも出来ません。ビニールハウス内での種まき作業は暑苦しくて大変なので、ビニールをかける前に外でやり、その後ビニールをかけるつもりだったのですが、完全に裏目に出てしまいました。麦や菜種の仕上げ乾燥もやらねば
晴れ間を見ての麦や菜種など6月に収穫した穀物の仕上げ乾燥も、途中でストップしたままです。遅くなるほど、コクゾウムシなどの被害が進みますので、これもいらいらしながら「早くで出来る日が来ないものか」と待っています。
天気には勝てない有機農家です。我慢して待つしかありません。。
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卒業生も頑張っていました
毎年、年に2回、生産者相互の圃場見学会をしています今日は、研修生だった西村さんや染岡さんが独立して始めた圃場の見学にも行ってきました。
荒れ田圃場を開墾して、頑張っていることがひしひしと伝わってきて、嬉しかった!
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武藤類子さんを招いて
日時・2014年7月5日(土)14時〜
場所・熊本市男女共同参画センターはあもにい 会議室
参加費。無料福島原発事故から3年が経ちました。つい先週、福島県大熊町と双葉町に持ちかけられている放射性廃棄物の中間貯蔵施設建設をめぐって、石原環境庁大臣が「最後は金目の問題でしょ」と発言しました。余りにも無神経な担当大臣の言動ですが、安倍政権の本音が出たとも思えます。
私たちが野菜を送り続けている武藤類子さんを今回お呼びしますが、武藤さんは「福島原発告訴団」の団長をされています。東京地検は昨年9月、告訴に対して「不起訴」の決定を行いました。これを不服として告訴団は「検察審査会」への申し立てを行っています。
この3年間、全国を回ってこられた武藤さんですが、九州に来られた時は、よく水俣を訪れられている様です。国も、東電も責任の所在をはぐらかしたままやり過ごそうとする態度は、水俣病に対する最初の対応と重なります。今回は、この3年間の体験にも基づく色々な思いを語ってもらう予定です。
また何よりも、田村郡三春町に住む生活者として見た福島の現実を話していただきたいと思っています。福島は遠いよその地の問題ではありません。同じく間近に原発を抱え、再稼働問題に直面している九州の住民として、福島で何が起き、どう扱われ、これから先どのようなことが待っているのか、しっかり見つめておかなくてはならない課題です。小さな規模でゆっくり話が聞けるこんな貴重な機会は、多分2度とは持てません。一人でも多くの方に参加していただきたいと思います。
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泰勝寺 で細川亜衣さん主宰のマーケット
6月10日(火) 料理研究会細川亜衣さん主宰のマーケットがあります。会場は細川家ゆかりの泰勝寺です。
百草園の野菜もおいてくださいます。新緑溢れる庭で、心地よい時間を過ごしながら、お買い物をしてください。
泰勝寺 熊本市中央区黒髪4-610(Pあり)
11:00-15:00(雨天決行 売り切れ次第終了)※エコバッグと小銭をご用意下さい。
お問い合わせ:cucinacamellia@gmail.com
080-3220-1808(当日のみ)内田真美(瓶詰め)
ON THE DISH(パン)
CASA MORIMI(イタリア食材)
crea-pa(お菓子とジャム)
ZAKKAWORKS(台所用品)
setsu(お菓子とジャム)
tartelette(キッシュとタルト)
chanowa(お茶とお菓子)
teteria(紅茶)
DoI(布のもの)
にしだ果樹園(ジュース)
百草園(有機野菜)
ほいあん堂(お茶菓子)
渡辺康啓(レモンカード、ラスク)
細川亜衣(オリーブオイル+α)
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熊日新聞・きょうの発言 農業を選んだ理由2
「経済危機にあえぐイタリアで唯一成長を続けている分野が農業で、特に好調なのが有機農業。さらに、さらに、女性が経営者である農業企業が全体の3分の1を占めている」というニュースがラジオから流れてきた。
前回、私が農業を選んだ理由は「子育てと仕事の両立のため」と書いたが、当時は女性が子育てをしながら仕事を続けられるような社会的条件は整備されていなかった。だから、自分の働く環境は自分で作るしかないと農業を選んだのだが、30年が過ぎた今、女性はもっと積極的に、経営として農業を選び始めているのかもしれない。
男性の方はどうだろう。私は今、NPO法人・熊本県有機農業研究会の事務所で週2日だけ仕事をしている。その事務所にメールによる決済システムを取り入れようと、クラウドサイトを運営する会社から説明に来てもらった。ところが、全国展開のその会社の社長は40代で、2年間も育児休暇をとった「育メン」だと言うではないか。もう、めまいがするほど嬉しかった。男性が家庭と仕事の両方を大事にし、残業をしないとか、子供のために休みをとるとかが出来る社会が、女性にとっても育児と仕事を両立できる究極の条件なのだから。
まだまだ、それはごく一部の人達がやっていることかもしれないが、私が農業を選んだ八方ふさがりの時代とは、少しずつ変わりつつあると思いたいな。
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熊日・今日の発言に掲載「家族農業年」
農業コンクールでもう一つ驚いたのは、私達のような小規模農家が選ばれたということである。国は「企業参入による大規模化と効率化」を進める姿勢を強めているので、夫婦で営む家族農業が評価されるなど思ってもいなかった。
しかし、国連は2014年を「国際家族農業年」と定めたそうだ。家族農業が実は飢餓対策に有効なだけでなく、自然の多様性と農村文化を維持する力があると再評価しているらしい。
百草園では、私達自身が新規就農者だったこともあり、就農希望者を研修生として受け入れている。これまで、短期研修も含めると60人以上の若者を受け入れただろうか。その内の数人は百草園の周りで有機農業を始めているが、誰もが小規模農家である。しかし、彼らによって周辺の約10町歩が耕作され、周りには耕作放棄地がほとんどない。彼らは土手の草を刈り、水路を維持する地域の共同作業に参加し、農村と景観の維持にも役立っている。
百草園では、在来種と言われる、昔ながらの種を自家採種し消費者に届けているが、これもまた、小規模農家だからできる種の多様性の保存だろう。少し赤みが残り、表面に糸が巻いたような筋の入る「糸巻き大根」などの多様な在来種を作るのはとても楽しい。種を採るためには花を咲かせなければならないが、その花も大根の種類によっては薄いピンクが混じるなど、少しずつ違う表情を見せることを街の人は知っているかな。
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