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百姓百品の便り
3人で楽しそう
百草園のスタッフ・オビロさんと、研修生ゆう君とやっちゃんです。昨日設置した太陽光パネルの前でポーズ!!
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水滴のふり?シロカネイソウロウグモ
研修生の西村ゆうさく君が、「銀色のクモを見つけました。」と小さなクモを、大事そうに畑からもってきました。わずか3mm、銀色にしぶく光っています。
ネットで検索したら「シロカネイソウロウグモ」の写真がでてきて、それに似ています。自分で巣をはらず、ジョロウグモの蜘蛛の巣に居候して、おこぼれを頂戴するらしいです。
クモの巣についた水滴のふりをするために、銀色なんでしょうか?きれいなクモです。クモは、安心の証です。とても農薬に弱く、農薬をまくと最初にやられると言われます。
クモがいるということは、クモが餌にする小さな虫達もいるわけです。8本の足歩くその姿形で嫌う人も多いのですが、人間にはなんの危害も及ぼしません。
だから畑や田んぼにクモがいると、私は嬉しくなります。家の中にいてもOKです。
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鶏舎用に独立型太陽光発電を設置します
東電で原発の制御棒を扱う仕事をしていくなかで、原発に疑問をもちはじめ、退職。その後、食とエネルギーの自給生活をめざしながら、独立型太陽光発電の設置を生業としている木村さんと一緒に百草園の鶏舎用のパネルを設置します。話を聞く場ももうけましたので、ゆったりと分かち合えたらと思っています。
夜には市内のマクロビオティックcaféでの交流会も予定しています。都合のつく時間にご参加ください。
******元東京電力 福島第一原発技術者 木村俊雄さんを招いて********
独立型太陽光発電設置&講演&交流会
余った電気を電力会社に売るタイプではなく、発電したものを蓄えて家庭で使い切るタイプです<日時> 7月16日(月 海の日)
a.m 10時〜 太陽光発電設置作業と説明 植木・百草園にて
p.m 2時〜 木村敏俊雄さんのお話 百草園の近くの今藤公民館にて
p.m 6時〜 交流会 熊本市・The Day Cafe にて<講師> 木村俊雄さん(元東京電力 福島第一原発技術者 報道ステーションにも出演)
<ゲスト> 東田トモヒロさん(ミュージシャン 独立型太陽光発電を設置した植木町の先輩)<会費> 昼の部 500円(こども無料)
交流会 1500円(こども1000円)<参加申し込み>
藤永よしき fax 096-345-1701
携帯 090-7985-3232<アクセス>
▼百草園
▼今藤公民館
百草園の近く
▼The Day Café
熊本県熊本市麻生田4丁目2-40
096-338-3355
熊本北バイパスの麻生田交差点より武蔵丘方面に2k docomo shopの横
駐車場はありますが、できるなら相乗りでおこしください。東日本大震災でも活躍した独立型太陽光発電
太陽光発電といえば、屋根にパネルをのせ、電力会社と契約して、余った電気を電力会社に売るというものですよね。
独立型太陽光発電は、電力会社に売りません。発電した電気をバッテリーに蓄電しながら、使うものです。ですから、行政からの補助金もでませんし、余剰電気の販売益もありません。それでも何故、独立型なのかということなのですが、
① 基本的に自分の必要な枚数のパネルで始める事ができるので、我が家の家計にあっている。
② 電気を売らないで、電力を自給できるということに魅力を感じる。
③ バッテリーの充電の状態をチェックしたりする自己管理が必要で、当たり前のインフラとして与えられていたものを、そうではないものを体で試したい。なんてところです。東日本大震災で、電気、水道、ガスが全てが止まったとき、中古で作った独立型太陽光を持ち運びできるようにして、被災地に設置して回ったNPOがあったそうです。とても大きな力を発揮したと聞いています。
昔は水道か止まっても、井戸や出水がどこかにあり、なんとかなったものでした。
燃料も山に薪を拾いに行けば大丈夫なはずです。水やエネルギーが、全て買って手に入れるものになってしまっている現在の仕組みに対し、ちょっとだけですが、他の方法を試してみます。
7月に設置するのは、わずか400W。でも鶏舎に使う分には、余るほどの電気の量になるはずです。
① パネルを大地に設置し、掃除をして発電効率をよくする。
② コントローラを通してバッテリーに直流電気をためる。
③ インバーターで交流に変換してつかう。
簡単そうでしょう。。。。福島の武藤類子さんの喫茶店(今は閉めていますが)でも、独立型太陽光を使っていました。
百草園のお近所さん、東田トモヒロさんの自宅でも設置され、使っています。送電線をとおしてこない電気は雑音が少なく、楽器の音がとてもいいのだそうです。
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トラップにスズメバチが!!
スズメバチのトラップをしかけました。といっても写真のとおり、ペットボトルがぶら下がっているように見えるだけなんですが。。。中に、お酒、酢、砂糖を混ぜたものが入ってます。
5月6月のスズメバチは、女王蜂が巣をつくるために旋回しているので、この時に捉えれば巣一つ分の駆除になるのだそうです。スズメバチには気の毒ですが、ニホンミツバチをばりばり食べるし、人間も攻撃するし、我が家のクロラブは、スズメバチの天敵の黒クマと勘違いされたのか、頭を刺され一瞬で禿げました。
痛かったことと思います。下の写真は、トラップにかかったスズメバチ達です。
私が守ったニホンミツバチ達が、分蜂している写真も載せておきますね。
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ニワトリ小屋の緑のカーテン
今日は、ニワトリ小屋に西日が入らないように、緑のカーテンに瓢箪を定植しました。
昨年までは、ゴーヤだったんだけど、ゴーヤは畑にあるので、違う物で挑戦。
瓢箪がなったら、食べる、器をつくるなど、試してみますね。
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「手をつなごう!福島と」 賛同者を募ります
前にお知らせしましたが、消費者の寄付に支えられて福島に安全な野菜を送るプロジェクトが、6月から正式にスタートします。
以下その趣旨文です。
賛同いただける方はメールでご連絡ください。申し込み書をお送りします。***********
「手をつなごう!福島と」プロジェクトへの協力を
福岡のナチュ村代表の中村さんの提案を受けて、熊本の百草園では、福島への小さな支援活動を始めました。事故前も、事故後も一貫して福島の原発の廃炉を求めて活動を続けている武藤類子さんとご縁ができ、野菜を届けることを通して少しでも現地を応援していくことができるのではないかと、この3ヶ月試しで野菜を送ってきました。最近では、子供を抱えて食べ物に対する不安を抱えながら生活する若い人など、武藤さんの周りで野菜を使いたいという方もでてきたそうです。
武藤類子さんの「私達福島県民は,故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い、支え合って生きていこうと思っています。私達とつながってください。」との呼びかけを心に、規模は小さくても継続的にやっていけるものとして、百草園なりの「手をつなごう!福島と」プロジェクトをたちあげます。
消費者の皆様と一緒につくっていきたいと思っています。ご賛同をよろしくお願いいたします。1、 百草園の提携で使っている有機野菜セット+余分な野菜を毎週武藤さんを通じて福島に送る。セット用野菜+カンパの野菜の供給を生産者に募る。
2、 配送料金(ヤマト急便)は寄付によってまかなう。百草園の消費者の会である千草会を始め、広く協力を呼びかける。30口で野菜セット2個分が送れる。
3、 年間2400円(月額200円を一口)として、1年分の配送料のカンパを募る。
4、 口座を開設し、会計は千草会代表・藤永よしきさんが担当する。
5、 武藤さんを通して、福島からのメッセージが月に一回届くので、寄付をしてもらった人に配布する。同じく九州からも月に一回のメッセージを福島に送る。
6、 小さな規模でもこれをモデルケースとして定着させ、同様の取り組みを県下や九州の提携グループなどに呼びかけ、緩やかなネットワークを広げていく。
<呼びかけ> 有機無農薬野菜の「百草園」
〒861-0104 熊本市北区植木町今藤1140-1
TEL/FAX 096-273-1917
natural food shop ナチュ村 千早本店 中村肇
〒813-0044 福岡市東区千早5-2-25 マテーモ千早1F
TEL:092-672-5576
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消費者との交流
5月12日、福岡にある九州産直クラブの消費者がやってきました。そのときの集合写真です。今年から百草園で働いているオビロさんも後ろの方に写っていますよ。
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福島の人とつながりましょう
政府は原発再可動に向けて動き出したように見えます。原発存在の根幹について本気で洗い直してみるという姿勢は見えません。原発を巡る状況について、これを止めることは容易なことではないと感じています。
この震災にともなう原発事故で有機農業者は改めて、有機農業と原発(もちろん核兵器も)は相容れないということを突きつけられました。同時にそれまでの反原発での無為を問われることにもなったのです。
■福島に野菜を送ります■
そんな反省をこめて、いくつかの具体的な取り組みを考えています。その一つとして、三月から福島へ野菜を届ける取り組みを始めました。試験的に現在は1セットを金曜日に、送料だけを負担してもらって送り出しています。相手は、福島第一から40キロくらいの田村市に住む武藤類子さんという、福島に残って反原発の活動を一貫して続けている女性です。実は澄子が3月に用事で上京したおりに福島まで足を伸ばして武藤さんを訪ねてきました。そしてわかったことは、不安を感じながらも実際に多くの人が暮らしている福島でこそ、いろんな圧力で、反原発の素直な声を上げることが一番困難な状況だということでした。
自分の住んでいる九州で声を上げていくことが一番大事ですが,福島の困難な状況の中で、戦い続ける武藤さんとその仲間たちの支援の輪を広げられたらと思います。「子育て期で安心して食べられる野菜セットをほしい人は周りにも何人もいるので、分け合いながら使ってます」という武藤さんのところへ、セット料金だけ負担してもらい、なんとか高い送料なしで遅れる体制を作りたいと思います。(ヤマト便との交渉で割引き価格でやってもらえることになりましたが、それでも夏場はクール代混みで1480円かかります。)■送料カンパの協力者を募ります■
そこで、一回50円、一月で200円の送料カンパをしてくれる人を募ります。震災後、関東から野菜をとっている人は別として、地元の宅配千草会の人が30人協力してくれれば、2セットひと縛りで一便遅れる勘定になります。協力してくれる人の分だけ、送ることができるということです。もちろん生産者にも規格外野菜などをプラスして協力してもらいます。
5月いっぱいかけて、体制作りをしたいと思います。ご協力よろしくお願いします。
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新しい研修生2人の自己紹介
西村友作 28才 大阪出身です大学を卒業し、色々な物を目で見て感じたいと思い、ワーキングホリデーでオーストラリア2年。カナダに1年、住んでいました。
オーストラリアでは、大農場。カナダでは小さなオーガニックファーム。色々考えた結果、自然と隣り合わせで生きたいと思い、最近大阪から熊本に来て、インターンシップで農業の勉強中です。
人に笑顔になってもらえる人間になるのが目標です。
仲良くしてください。よろしくお願いたします。**************
My mane is Obilor Iraneus.
I was born in Nigeria.
I like agriculture. Because when I was a teenager I use to help my parents in our daily farm, where we use only organic materials as a Natural farming system. Where you can cultivates crops without any fertilizer.私の友人が国際結婚をしていまして、彼女の伴侶さんが百草園で農業をはじめました。オビロさんといいます。私がオビロさんの書いたものを英語で打ち込んだので、間違っているところがあるかもしれません。
オビロさんは、故郷のナイジェリアで、日本でいえば有機農業ですが、ナイジェリアでは普通にやられている農業を手伝っていたのですね。
伴侶さんはナイジェリアの料理もだすBAOBABというレストランをひらいています。ビルの3階にあるレストランは、隠れ屋のようで、落ち着きます。
ナイジェリアのイモや豆を使った料理が美味しかった。
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震災瓦礫の全国広域処理はおかしい
震災瓦礫の全国広域処理はおかしい
千草会会員からのお便り瓦礫受け入れキャンペーンが盛んですが復興問題の情緒的なすり替えによって正当化されつつあります。国際基準値(100ベクレル/kg)を大きく上回る高濃度汚染(8000ベクレル/kg以下)を有した瓦礫がいつの間にか問題無しとされ、各自治体議員の無責任な熱意もあって、無事だった西日本にもいよいよ放射能汚染の魔の手がおよび始めているという現状です。
この国はいったい何処へ向かっているのでしょうか? これは私たちの子孫にとっても未来永劫におよぶ深刻な問題のはずです。使用済みの核燃料でさえ生命への危険がなくなるまでには10万年という、途方もなく、およそ責任の果たしようのない期間におよぶ管理が必要であるという事実は、すでに共有された情報ではなかったのでしょうか。
しかしながらもっとも驚かされるのは、この現状に対して殆どの生活者が無関心でいるようにしかみえない、という現実です。もちろん、世の中は脱原発ムードといわれ、全国的に数千人規模のパレードや集会が頻繁に行われるようになりました。瓦礫問題に対しても一部の市民団体や個人は国や自治体に対して声を上げていますが、それでも国民全体でみるとわずか数パーセントの少数派に過ぎません。実際、あなたの近隣や職場などの生活圏で出会う人々はどうでしょう? マスコミを通じて知る不条理な現状に対して不平や不満を言う人は多いでしょう。しかし、そのなかで具体的にアクションを起こす人は、いったいどのくらいいるのでしょうか。
3.11から1年が経ち、放射能汚染地域から遠くはなれたここ九州でも、予想以上にこの無関心・無責任という“魔物”が跋扈(ばっこ)しています。この“魔物”は日本中に巣くっていて、うっかりすると自分の中に棲みついてしまう恐ろしい感染力をもっています。この“魔物”にうち勝つ最も効果的な処方は、それぞれが「当事者になる」ということです。当事者になれば危機感が生まれ、もはや無関心・無責任ではいられなくなるでしょう。その意味では、瓦礫の広域処理キャンペーンによって放射能汚染が全国民の身近な問題になった今は、全国的に当事者意識が発動するチャンスといえるかもしれません。※福島で被災した有機農家の須藤さんは、「福島の人は瓦礫を福島から出す事を誰も望んでいないと思う。放射能に苦しむのは私達で止めたい」と言っていました。
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