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百姓百品の便り
9月7日(土)8日(日)「福島は語る」上映
9月19日は、福島第一原発事故の刑事裁判の判決の日です。
その前の週、9月7日(土)8日(日)に、熊本のdenkikanで「福島は語る」が上映されます。「百草園」と消費者の会「千草会」がよびかけて、「『福島は語る』熊本上映実行委員会」を立ち上げ、denkikanとの共催で上映できることとなりました。
福島の今を忘れないために、是非見て欲しい映画です。実行委員会では、前売り券1400円の所1000円で販売しています。
成毛090−7985−3232 までご連絡ください。東電の元会長・勝俣恒久被告(78)、元副社長・武藤栄被告(67)ら3人は、第一原発が津波で浸水し、爆発する可能性を予見できたのに対策を怠り、死傷者を出した罪に問われています。
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熊本のdenkikanで「福島は語る」上映
百草園では千草会の協力で、「手をつなごう!福島と」というプロジェクトで福島原発の訴訟団の団長でもある武藤類子さんに野菜を送っています。
東京電力福島第一原発の刑事訴訟の判決が9月19日にでます。
その前に映画を上映したいと、よしきさんと話していて、9月7日(土)8日(日)に電気館と共催で上映することが実現したものです。千草会の代表の成毛佳季(なるげよしき)さんからのお手紙を、添付します。
前売り券を実行委員会では特別価格の1000円で販売します。
これには、「福島を忘れない」と立ち上げたプロジェクト「手をつなごう!福島と」にいただいた寄附を使わせていただきます。
チラシを見たということで、成毛よしきさんか、百草園にご連絡くださいね。訴訟団団長の武藤類子さんをお呼びしたかったのですが、判決前ということで、キャラバンの予定がずっと入っていて、できませんでした。
電気館で上映される映画で、福島の今を聞いてください。
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トマトの季節
トマトお待たせしました
今年はトマトが入るのが遅れてしましました。ようやく、出始めました。
実は、今年は苗床での発芽の仕方を変えたところ、いつも、10日くらいかかってようやく出始めるものが、すぐ発芽して苗の成長が早く進みすぎてしまいました。大きくなっても放っておけば良かったのですが、早めに植えたところ、すぐ霜の予想が連日出るという寒の戻りの日が続きました。風もひどかったので、ビニールをかけても剥がれてしまうので、またかけ直してと、いたちごっこでなんとか乗り切りました。ところが、寒波がぬけた最後の日、逆に、急に上がった温度に対応が遅れたために、霜よけのためだったビニールが暑すぎるという結果になって、株を痛めてしまいました。
それが、最後の段階の成長にも影響して、なかなか数がそろわなくて、出せませんでした。全く油断は禁物です。久しぶりに腰痛がきました
梅雨の晴れ間を見て、遅れていた里芋の中耕、除草、土寄せの作業をしました。いつ降り出すかわからないので、とにかく必死でやって、なんとか間に合いました。
その後のぐずついた雨が止んだ日、今度は、日焼けでカボチャが傷まぬように、これまた必死でカボチャの収穫をやりきりました。その結果、久しぶりに腰痛が出ました。僕の腰痛対策は、近くの宮原温泉で赤湯にじっくりつかることです。血行が良くなるのか、痛みが和らぎます。今回も「一発で直った!」という結果になれば良いのですが。
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ニワトリ小屋立て直します
やっと、傾いたニワトリ小屋の建て直し
うちの鶏小屋は4棟あります。3棟は自分で建てたトタン屋根仕様ですが、1棟は来てみた方はご存じのように。民家の廃屋です。瓦屋根で天井も高いので鶏にとっては快適だったのですが、傾きがひどく、ときどき戸が閉まらなくなったりします。熊本地震で倒壊したろうと覚悟して見に行ったら、傾きはひどくなったものの、まだ立っていたのでびっくりしたほどです。しかし、さすがに傾きは更に複雑に進行し、歪みもでてきました。そこで、思い切ってプロの手も借りて立て替えることにしました。立て替える期間には、鶏は引っ越しておく必要があります。そこで、直ぐ隣の田んぼにハウス鶏舎を作りました。100羽の2群は立て替えの間そこに住んでもらいます。
ハウス鶏舎はビニールハウスを工夫して、鶏舎として利用できるようにしたものです。モデルはないので、自分の養鶏の経験にもとづいて、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら工夫して、何とか建て終わりました。夏に温度が上がらないように緑のシートの屋根で、見た目もなかなか良い感じです。5月中には引っ越して、廃屋の解体に入りたいと思ってますが、畑の方がべらぼうに忙しくなってきて、なかなか引っ越しまで至りません。
解体する鶏舎には、餌の保存庫と、毎朝攪拌機を使って配合飼料を作るスペースもあるので、それも移動しなくては解体には入れません。鳥だけを先ず移すか、餌作り場も整えてから引っ越すか悩んでいます。井戸の埋め戻し前に水神様におことわりを
もう一つ、取りかかっていることがあります。実は苗床のある家の直ぐ横にある畑も、元々は民家跡でした。それで、畑の隅に古井戸の穴が残っているのです。危険なため、柱材を使ってふたをしてあるのですが、これも、年数と共に不安になってきました。それで、古井戸を埋めてしまうことにしました。村の中に牧野さんという何でも屋さんの役割の人いて、ちょっとした基盤整備や、土木工事、危険な木の切り倒しなどを相談すると、うまく段取ってやってくれます。頼んでおいた工事がいよいよ始まります。井戸を埋める前に、塩とお酒で水神様にことわりのお祈りをしておきました。事故のなく、地下水が汚染されることもなく、無事にすみますように。
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キンリョウヘンに日本ミツバチが
きたー!!キタ キター!!!
キンリョウヘンに日本ミツバチ群がっています。
隣のブロックにも、蜂が固まっているのが見えるでしょう!
今蜂達は、キンリョウヘンの醸し出すの匂いに、うれしくて半狂乱に違いないです。今のうちに、どこに女王蜂が隠れているか分からないけど、早く蜂の固まりを手ですくって、巣箱にいれねばーーーー。
私はさされたくなーい。司、早く帰ってきてー。
なんて思っているうちに、巣箱の入り口で蜂が少し出入りし始めました。今年こそは巣箱で日本ミツバチを飼って,蜜を採るチャンス到来です。
家の木の壁にはもう2郡入っているけど、これは蜜が採れないからね〜、
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辺野古の埋め立てに御所の浦の土が使われている! 反対の新聞広告に賛同を
日々生きている中でどうしても見過ごせないことが時々あります。
辺野古の軍事基地建設のために、沖縄県民の声を全く無視して、埋め立てを強行し続ける日本政府のやり方と、その為の土砂が事もあろうに、天草の御所の浦から大量に運ばれるということです。
御所の浦は恐竜の化石が出ることで知られてます。地元では町づくり協議会とともに、辺野古土砂搬出反対熊本県連絡協議会が地道な反対運動を続けてます。折角天草ジオパークの認定を受けて、「恐竜の島」としての夢のある将来を考えるならば、地元の危惧はもっともです。しかし、このまま政府の強行突破が見過ごされるならば、どうなるでしょうか。
熊本県民の中には、御所の浦の土が辺野古に持って行かれようとしている事を、そもそも知らないという人が沢山います。先ずは事実を知ってもらうために声を上げて、なんとか反対の声を拡げていくことは出来ないかという思いから、熊日に意見広告を出すこと考え、回りに声をかけ始めました。熊日に聞いたところ、一面で約300万の費用がかかるそうです。
ざっと見積もれば1万円で300人、3000円なら1000人の協力が、最低でも必要ということになります。3月下旬に声をかけた人達21人が集まって,その可能性を話し合ってみたところ、「やろう」ということで一致し、そのまま、発起人会としてスタートしました。千草会の会員の中からも浦崎さんと、田口さんが参加してくださいました。
銀行口座、振替口座の開設や、呼びかけチラシの作成などの準備が出来て、このたび4月30日に『辺野古埋め立てと御所浦土砂搬出に反対する意見広告の会』の結成にむけて動き出しました。意見広告掲載の目標は沖縄戦慰霊の日6月23日です。有明海の回りに住む私達は、水俣湾の埋め立て、諫早湾の埋め立てを見てきました。
海の環境を一度壊したら,2度と元には戻りません。あの宝の海沖縄を、何とか守るという試みは、まだあきらめてしまうには早すぎます。もし御所浦を止めることが出来たら、西日本各地8箇所の候補地でも可能性が出てくるでしょう。
とにかく輪を広げなくては始まりません。皆さんの協力と積極的な参加を是非お願いします。
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花冷え
自家採種する品目を少しずつ増やしてきていています。いままで採ってなかった青物類も、こぶ高菜、くまもと京菜などを採りはじめました。畑の隅に残す部分をつくって、そこは花を咲かせておくのです。前の2品目は長年見ていて、異種との交配が殆ど起きないのに気づきましたので、採り始めたのです。
でも、残さない部分は花のうちにすき込んでおかないと、来年大量に発芽し、虫を呼んだり、隣の畑や土手に散って生えたりするので片付けます。昨日、背高くなった菜の花を刈り込みながら、ふとかぶさっている梅の木を見たら、なんとすでに小さなピンク色で梅の実が出来ているのに気づきました。今年は極度の暖冬で花が早くつきすぎたため、後の寒でやられたようで数は少ないです。でもその分、けなげに感じて、ほっこりした気分になりました。
暖冬と言えば、露地だけでなく、苗床のトマトやさつまいもの苗もいつもより生育が早く、しかたなくトマトの特に早い部分は畑に植え替えました。こんなに早いのは初めてです。しかし、花冷えとは良くいったもので、桜が咲きそろったと思ったら2日続けての寒波でした。じゃがいもは霜でやられてもわき芽が出てきますが,トマトは霜に当たったら一発でアウトです。なので必死にビニールをかけて防寒体制を取ってます。
この寒波が過ぎたら何でも安心して植えられるかなと思います。いよいよ春本番です。
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福島原発、今日結審
福島原発訴訟(東電刑事裁判)、今日結審です
3月11日東日本大震災と福島原発事故から8年が経ちました。そしてその翌日の今日12日に、東電経営陣の罪を問う原発訴訟の結審の日を迎えます。
34回の公判の過程で明らかになったことは、2002年の段階ですでに福島沖の巨大津波の可能性は公表され,東電はそれを認識していたことです。
2007年に一旦は津波対策を取ることが決まりながら,翌年7月それをひっくり返して対策を取らないことににし、放置した事が明らかになる記録がでてきました。当時の勝俣会長をはじめ3役員は、「記憶にない」「責任はない」「権限はなかった」と完全開き直りで対応してきました。最終弁論でも同じ趣旨を繰り返すのでしょうか。百草園と千草会は野菜を送り続けています
百草園では千草会からの送料支援カンパに支えられて、この6年間訴訟団団長の武藤類子さんに野菜を届けています。先頃武藤さんから,この8年間の証言ドキュメンタリー『福島は語る』が完成したとのお知らせがありました。前編は11章あって330分という長いものですが,それを2時間51分に短縮した映画も出来たそうです。もちろん武藤さんも証言者の一人として出ています。記録映画が完成
ついこの前琵琶湖であった日本有機農業研究会の大会に参加したら,京都の大会スタッフが「私達が全国初上映で3月9日からやるんですよ」と言ってました。「熊本でも是非やって下さい」とも。
武藤さんの招いて,熊本でも上映会が出来たらいいなと思います。みなさんの力がないと出来ない事です。出来るでしょうか?
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今年もよろしくお願いいたします
明けましておめでとうございます。平成最後の年があけましたが、その先の時代はどっちの方向へ転ぶのでしょう。期待と不安の入り交じる年頭です。
ところで、松の内に早々とうちの梅は咲き始めました。本当に久しぶりの事です。12月が大変暖かかったので梅も勘違いしたのでしょう。早く咲いた年はのちの寒害で不作になると言いますが、今年の梅はどうなるのでしょう?一輪だけでも手折ってきて、せっかくの早咲きの風情を楽しむことにしましょうか。*-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-**-*
イチゴを扱っています
新規就農者で近くで就農している伊藤さんのイチゴ、今年は良くできたそうです。今まで、慣行との併用だったのですが、今年から全面有機に切り替えた伊藤さんです。就農して5年目というのにたいしたものです。熊有研の新規就農者養成塾OBのなかでも牽引者になっています。ところが、今年は農協出荷のイチゴ価格は低迷なのだそうです。折角有機で作っても、有機で出せる量はまだ限られているので、残りは農協を通じてイチゴ部会のものに混ぜられて出すのです。「今年はその価格が下がってしまったので。全体売上げとしては伸びてないんですよ。」とのこと。悲しい話です。千草会で扱う量は限られてますが、是非一人でも多くのかたに食べて応援していただきたいです。
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百草園・万菜村 新年会 食べました〜
今日は、百草園と万菜村の新年会!一品持ち寄りだから、すごい御馳走。手作りビール、キッシュ、焼き餅、ぜんざい、玄米ちらし寿司、サラダ、カツオのタタキ、お好み焼き、たこ焼き、白菜スープ、ゆで卵の醤油漬け、書ききれない。今年の抱負では、みんな意欲に燃えていました。いい年になりそうです。
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