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百草園レシピ
頂いたヌベで野草料理!
ヌベは、この季節山には入れば見られる、アケビの科の果実です。
黒い種の周りの半透明の果肉がほのかに甘く、山でヌベに出会ったら、この果肉をペッペと種を吐き出しながら食べます。猿の好物だそうです。
アケビの皮はアクが強くて昨年失敗しましたが、ヌベの皮は美味でした!果肉はジャムに、皮は詰め物にしてみました。
ヌベジャム
<材料>
① ヌベ 2個
② リンゴ(紅玉がいい) 4分の1<作りかた>
③ 半切りにしたヌベの果肉を、種がついたままスプーンでとりだします。
④ 紅玉を4分の1すりおろしていれ、2分程度煮込みます。
⑤ ザルにいれて、スプーンで押さえるようにしてこすとジャムの出来あがり。ヌベ2個で写真くらいのジャムしかできません。
でも、上品な甘さだし、簡単に出来るので、試す価値ありです。ヌベの皮の詰め物
<作り方>
① 種をとったヌベの中に、固い部分がありますのでそれをスプーンではぎ取ります。
② そこに、適当に家にあるものをつめます。
今日は、お肉のショウガ漬けがあったので、それとナスのみじん切りを混ぜたものを詰めました。
③ フライパンに油をいれて、両面を焼きます。
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百草園レシピ
レンコンの入った秋カレー
今日は、週に一度、研修生のお昼ご飯のためにカレーを作る日。最近野菜の種類が少ないのでカレーが単調になり、飽きはじめていました。
そこで、思い切って秋カレーに挑戦。
レンコンと里芋、ぼうぶら(在来種のカボチャです)だけが入っています。
お肉は、いつもの通り百草園の卵を産んだ後の鶏肉、一羽分。スパイスカレーなので、スタータースパイスとして、クミン(粒)、月桂樹の葉、カルダモン(粒)、シナモンスティック、ブラックペッパートを使います。
あとで、ガラムマサラをいれます。
この方法は、藤崎宮そばに店を構えるイクイップメントフロアのオーナーから教えてもらったスパイスカレーの作り方です。里芋も以外とカレーにあいます。レンコンはピッタリです。
秋カレー、試してください。
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豆腐のしょんしょん漬け
先週はしょんしょんの作り方を紹介しました。
ところで、しょんしょんは方言らしく、標準語ではしょうゆの実と言うそうです。しょんしょんの方が美味しく感じますので、このブログではしょんしょんで通しますね。今日は、一週間たって食べ頃になったしょんしょんを使った料理です。
料理と言っても豆腐をしょんしょんで漬けるだけ。夜に仕込めば朝ご飯の一品に、朝仕込んだものは晩酌の酒の肴になります。
連れ合いさんがとても美味しいと褒めてくれました。
豆腐にしょんしょんの旨味が染み込んで、水分も適当にでるのか、食感もねっとりとした感じに変わります。
ご飯がすすみますよ。<作り方>
①タッパーにしょんしょんを少しいれて、豆腐を半切りにしたものをいれ、上からしょんしょんをのせて,半日置くだけ。
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しょんしょん
久々のお休みをとって、マッサージに行ってきました。Heaven’s Door という名のお店。店長がボブディランのファンらしいけど、私はGuns N’ RosesのKnockin’ On Heaven’s Doorの方がダンゼン好き。今日は思い出してしまって、一日中あのアクセル・ローズの甲高いボーカルの世界に浸ってる。やっぱ,いいわ。疲れた時は料理もしたくない。
今日の朝ご飯は、あるものをカッコつけて盛っただけ。お味噌汁も麩しかなかったので、麩だけの味噌汁。ご飯は、いつも炊飯器に入っている酵素玄米。納豆と合わないので、納豆はご飯に混ぜず、卵と一緒にそれだけで食べる。
一つだけ、唯一手作りと言えるのがしょんしょん。しょうゆの実麹(こうじ)を買ってきて作りました。熊本の郷土料理だそうで、なめ味噌の一種です。
しょうゆの実麹(こうじ)に醤油、だし汁、出汁をとった後の昆布の細切り、みりんをいれて一ヶ月ほど寝かせます。今日は、キュウリの短冊切りにトッピッングしました。
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クウシンサイのナムル
夏は、本当に青野菜がなくて、暑さに強いクウシンサイとかツルムラサキとか、そんな野菜を作ります。食べ方が分からなくみなさん苦労していませんか?
クウシンサイは茎が空洞になっているので、クウシンサイ(空芯菜)と呼ばれるようです。栄養価が驚くほど高いと言われています。少しクセのある野菜なので、ナムルがおすすめです。<材料>
① クウシンサイ
② ごま油
③ しょうゆ
④ にんにく
⑤ すりごま
<料理方法>
①茎と葉に分け沸騰したお湯に茎から入れる。その後すぐに葉をいれ、ザルにあげて水さらして冷まし、絞ります。
②2〜3センチに切り、ボウルにいれて、ごま油、醤油をたらす。ニンニクは摺おろしていれる。
③混ぜた物を器に盛り、上からすりゴマをのせる。今日は,杵つきゴマを使っています。
杵つきゴマってしっとりしています。
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冬瓜とオイルーディン
冬瓜料理、もう一品です。
冬瓜は,サラダとして食べても美味しいですね<材料>
① 冬瓜
② オイルサーディン
③ 酢
④ 他ピーマンやミニトマト等の野菜<作り方>
① 冬瓜は、使う量だけ皮を剥いて、スライスしておきます。
② ピーマンやトマトも細切りしておき、①と混ぜて塩をしておきます。
③ ②にオイルサーディンのオイルをかけ、酢を少したらして混ぜます・
④ トピングにオイルサーディンをのせて、食べる時崩しながら野菜と一緒に食べましょう。
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冷やし冬瓜スープ
暑すぎて,野菜の種類も少なくなって、料理のイメージがわきません。食欲も落ちています。
でも、冬瓜だけは、どんなに暑くてもしっかり成長してくれているので、冬瓜を麺のように薄く切って、冷たいスープでいただくことにしました。梅酢を使ってスープに酸っぱみを加えると、暑さでへばった胃も受け付けてくれます。
<材料>
① 冬瓜 少々
② 青紫蘇の葉
③ 甘長(真っ赤にうれたもの)
④ 麺つゆ
⑤ 梅酢 少々<レシピ>
① 冬瓜は皮を剥いたものを、ピーラーを使って薄く切る。1センチ幅くらいがいい。
② それを氷水につけてしっかり冷やしておく。
③ 青紫蘇の葉は、千切りにしておく。
④ 甘長はフライパンで軽く焼いておく。
⑤ 麺つゆに梅酢を少し加え、氷をいれて冷やしておく。
⑥ ガラスの器に、冬瓜を盛り、⑤のスープを注いで、青紫蘇と甘長をトッピングする。冬瓜のシャキシャキ感が生きて、梅酢と紫蘇と甘長の辛みが、快いアクセントになって食欲を刺撃します。
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青紫蘇ジュース
家庭ででる生ごみをダンボールを使って作るコンポストにし、家の前の小さな畑にいれたら、青紫蘇が巨大に育ってしまいました。本来は赤紫蘇で作るんだけど、青紫蘇もジュースにしたら、色はともかく,香りはいいのではないかと、ジュースにすることに。作り方は赤紫蘇と同じ。さわやかな色のジュースになりました。
クエン酸は使いませんでした。<材料>
① 青紫蘇 400g
② 砂糖 1k
③ 酢 1ℓ
④ 水 1ℓ<作り方>
① 青紫蘇を1ℓののお湯に入れて10分間沸騰させ、煮だします。紫蘇の量が多いので、箸を使って、全体を煮だすよう工夫してください。
② ザルにあげます。紫蘇も絞りましう。
③ 煮汁に砂糖を入れとかします。
④ 少しさめてから、酢をいれます。これで出来上がり。瓶にいれて保存し、薄めて冷やしたものを畑にもっていきます。
夏の畑では、酸っぱい飲み物が一番です。春に作った梅ジュースだけでは足りないので、昨年から、紫蘇ジュースを作り足しています。
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トマト干
そろそろトマトも終わりに近づきました。
ハウストマトの場合、秋に植えて、加温しながら収穫し続けて冬を越し、6月まで収穫できますが、百草園のトマトは露地の雨よけ栽培なので、収穫期間は本当に短いのです。春に植えて、梅雨を越せるか越せないかで終わりとなります。
そういう意味では、露地栽培のトマトは貴重品なんです。それに太陽の光をたくさんあびているので、本当に美味しいです。でも、最後の方は品質もおち、出荷できないものがでてきます。
もったいないのでトマトピューレにするのですが、少しでも水分を飛ばして、火にかける時間を短くしたいので、朝から太陽で干して、夕方、火にかけます。トマトピューレにするとき、私は皮はむきません。皮が丸まってでてきますので、それをすくうぐらいです。
何でも手抜きが得意なんです。
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百草園レシピ
きれいなブルーベリーをたくさんいただいたので、500gだけジャムにしました。
今日は疲れていて、根気づよく混ぜることができそうになかったので、電子レンジを使うことに。
そうしたら、本当に簡単にできました。ただ、レンジの中で沸騰するのか、蓋をしていても飛び散るので要注意です。
保存する為に蓋付きの大瓶を用意したのですが、少ししかできませんでした。早速、飲むプルーンヨーグルトに入れて、味見。・・・・お・い・し・い!
<材料>
① ブルーベリー 500g
② きび砂糖 200g<作り方>
① ブルーベリーは洗っておく。
② きび砂糖とブルーベリーを大きめの耐熱容器にいれ混ぜ、蓋をして電子レンジで10分。
③ 取り出してよく混ぜ、後5分電子レンジにいれる。
④ 取り出した時はトローっとしているけれど、瓶にいれて冷やすとジャムのようになっていきます。
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