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百草園レシピ
ジャガの塩麹炊き
昨日、「もったいない食堂」のIKOI CAFÉの元岡さんから、ジャガイモを塩麹と一緒に炊く、超簡単美味しさバツグンの料理を習ってきました。
電気釜にジャガイモを大きく切ったものをいれ、ひたひたの水と塩麹を加えてスイッチを入れるだけ。炊きあがったら、保温で少しおいておくと軟らかく炊き上がるそうです。
次の日、さっそく我が家のジャガイモで作ったのがこの写真。普通の塩麹を切らしていたので、保管してあったニンニク塩麹を使ったら、和食と洋食の両方の魅力を併せ持つ料理となりました。塩麹はほんとに便利な調味料です。
<材料>
じゃがいも 700g (私は男爵をつかいましたが、もったいない食堂でいただいたのはメークインでした)
ニンニク塩麹 大さじ2(普通の塩麹でもいい)
<作りかた>
①ジャガイモの皮をむき、大きく切って、電気釜にいれる。
②ひたひたの水とニンニク塩麹をいれて蓋をし、スイッチをいれる。
③炊きあがったら保温のまま少しおき、水分を飛ばしたい時は鍋に入れ替えて煮る。ただ、塩麹は焦げやすいので、焦げないように混ぜたほうが良いでしょう。<ニンニク塩麹の作りかた>
塩麹大さじ3+ニンニクをおろしたもの小さじ1を混ぜて、瓶にいれて保存しておくだけ。
常温でおいても、色は少し飴色になって味も深くなってきますが、まったく悪くはなりません。
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秋野菜たつぶりの塩ケーキ
11月のことなのですが、農業公園で開催された「ゆうきフェスタ」で、野菜ソムリエさんが生産者の野菜を使った料理をステージでつくるという企画「キッチンスタジアム」があり、盛り上がりました。
どのレリピも、野菜ソムリエさん達が野菜の旨味を引き出したオリジナル料理ばかりで、生産者冥利に尽きました。
その中でも、今日は私たちの野菜を使って作ってくれた「野菜たっぷり塩ケーキ」のレシピを紹介します。
「季節の野菜だけで作って欲しい」という私の希望を実現するために、シニア野菜ソムリエの持田成子さんが中心となって、30回も試作をしたという力作です。人参や大根、カボチャ等、全ての野菜を切るとボールに山盛りになります。「こんなにたくさんの野菜が入るのかしら?」と心配になってしまいますが、大丈夫です。焼き上がりは色とりどりの野菜が浮き出て、宝石のようです。
見かけが超きれいなのに、切って、混ぜて、焼くだけという簡単さなので、是非挑戦してください。
「秋野菜たつぶりの塩ケーキ(ケークサレ)」~朝食やランチに~
<材料>(パウンド型7.5×24.5×6cm l台分)
薄力粉……………………………………120g
べーキングパウダー(アルミフリー)…5g
塩………………………………………….小さじ1.5
黒胡椒…………………………………….少々
粉チーズ………………………………….大さじ2
かぼちゃ………………………………….150g
人参……………………………………….1本(120g)
じゃがいも……………………………….中2個(120g)
大根……………………………………….150g
卵………………………………………….2個
牛乳……………………………………….60cc
菜種油…………………………………….60cc<作り方 >
① 薄力粉・ベーキングパウダー・塩・黒胡椒・粉チーズを合わせてふるつておく。
② かばちゃ・人参・じゃがいも・大根は7mm角くらいに切り、フライバンに、人参、かばちゃ、じゃがいも、大根の順(硬い順)に入れ、菜種油大さじ2を入れ、中火の弱火でじつくり炒め、粗熱を取る。
③ ボウルに卵を割入れ、ホイッパーで混ぜ、牛乳と菜種油を加えてよく混ぜる。
④ ③に②の具を加え、軽く混ぜる。
⑤ ④に①の粉類を加えてさっくり混ぜて、パウンド型に入れる。
⑥ 180度に予熱しておいたオーブンで45~50分焼く。竹串などさして生地がついてこなければOK。
オーブンの温度と時間は機種によつて調節する私は相変わらず手抜きで、オーブンをつかわず、パン焼き器のスイーツモードで焼いています。
写真は、パン焼き器で焼いた塩ケーキです。
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もちもち米粉のチヂミ
農業公園で開催された「ゆうきフェスタ」で、米粉を売っているテントがあったので買ってきました。
米粉のモチモチ感が生かせる料理は何かなー?と考えて、挑戦したのがチヂミ。
まわりはカリッと、中はモチモチのチヂミができました。※「ゆうきフェスタ」は、毎年百草園も出店しています。
<材料> 2枚分
米粉 100g
ネギ(今日は肥後野菜・人文字を使いました) 100g
卵 1個
塩 少々
水 70cc
ごま油 適量
コチュジャン 適量<作り方>
①ネギは小口切りにしておく
②米粉、塩、水を合わせ溶いた物を、ごま油をしいたフライパンに半量入れて両面を焼く。
③中まで焼けたら、フライパンのまわりからごま油を流し入れ、カリッとした焦げができたら、皿にとる。
④コチュジャンを上にのせて、酢醤油につけて食べる。まわりをカリッと焼くと美味しさが増すようです。この写真よりもっとカリッとさせた方が良いかも。
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ナンプラーを使ったエスニック風スープ
ナンプラーはタイを代表する調味料で、魚醤です。魚のエキスが入っているので、出汁なしでとても美味しいスープができます。
今回は、夏の青物の代表のエンサイを使ってスープにしました。エンサイの粘りとナンプラーが夏バテを元気にしてくれる気がします。<材料>3人分
鶏もも肉 ブロック 2つ
甘長(シシトウの辛くない品種) 6本
カボチャ 4分の1個
エンサイ 100g
水 カップ3<作りかた>
① 鶏もも肉は百草園の卵を産んだあとの鶏なので、固いです。大きなぶつ切りにしたものを、水をいれた圧力鍋で15分くらい煮ます。
② ①にカボチャを入れて火が通ったら、ナンプラーで味付けをします。
③ 最後にエンサイを入れてできあがり。ナンプラーも色々あるようで、臭いのきついナンプラーの場合、好みでしょうゆを少し入れても良いかもしれません。でも、臭いのきついナンプラーの方が美味しい気がします。
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田舎風 カマと大根の煮付け
和食風はあまり得意ではないのですが、大きなかまが手にはいったので、大根と煮付けにしました。
大根の煮付けは、火を強くしたり消したりということを数回くり返すと、しっかりと中まで味がしみ込みます。冷める時にしみこむのだそうです。米良のお母さんの煮付けは、どれにも味が染み込んでいて美味しいんです。だから、それを見習いました。
調味料の量は、料理をしながらの目分量です。今日は甘辛くしたかったので、砂糖も使っています。
<材料>
ブリのあら 1パック
大根 1本
しょうが 1かけ
みりん
砂糖
しょうゆ<作り方>
①アラに塩をふっておいておく。
②大根は皮をむかず半割にし、軽くゆでる。
③大根をゆでたお湯をアラにかける(臭みをとります)
④鍋に大根 アラをいれて、調味料と生姜の千切りを入れて煮る。
⑤時々、煮汁をかける。
⑥火を消して、おいておく。
⑦あるていど冷めたら、また火をいれる。これを2〜3回くり返す。くり返しながら、味見をして、醤油やみりんを加えます。
田舎風、味の染み込んだアラと大根の煮付けのできあがり。
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7重層ステン鍋で作る里芋の煮付け
7重層になったステンレス製の鍋で料理をしてみました。
高かったけれど、「一生もの」と言われ買ってしまったのです。今私が使っている「ピース」の圧力鍋も、35年前に数万円したのですが、今でも現役です。パッキンや、圧力調整弁、取手など、今でもメーカーには部品の在庫が置いてあって、修理、補修ができます。最近の家電製品やパソコンは、修理したくても「部品の保存期間を過ぎていますので、できません。」と言われた経験はありませんか?「修理してまで使わないで良いよ。経済のために捨てましょう。」と言わんばかりの時代に、「ピース」はとても誠実な会社です。
フライパンや中華鍋は鉄製を使っていますが、これも油をなじませて使えば長ーく使えます。
今回買ったステンレスの鍋も、きっと末長くつきあうことになるのでしょう。
といっても、底面だけでなく側面も7重構造になっているため熱伝導性が非常によく、無水で調理できるんだそうですが、勝手が違いすぎて、まだ使いこなしていません。焦げそうになります。今日紹介する里芋と揚げの煮付けも、ほんの少しの水と調味料を始めからいれるだけでできる簡単エコ料理です。
<材料>
小里芋
あげ
サヤインゲン
砂糖
醤油
みりん<作り方>
①里芋は皮をむいておく
②アゲはあまり小さくならないように切る。
③インゲンは斜め切りにしておく
④里芋とあげを鍋にいれ、おちょこ1杯程度の水と調味料を全ていれ、蓋をし、中火にかけます。
⑤蒸気があがったら弱火にし、途中で蓋をあけ、調味料を全体にからめるために混ぜ、更に弱火で数分。
⑥最後にサヤインゲンをいれればおしまいサヤインゲンの色をきれいに出すためには、一緒に煮らず、他のものが仕上がってから最後に入れた方が緑がきれいです。
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栗ごはん 黄色くならなかった
栗をむくのって大変!
研修生と一緒に食べるお昼ご飯のために、8合の栗ごはんを作ったのですが、レシピどおりにすれば、800gの栗を剥かないといけません。800gの栗って、大きなザルに大盛りの量です。あまりの大変さに、「栗は1人1個はいれば良いのではないかしら。」なんてブツブツ。
栗を1時間ほど水につけておくのが栗をむきやすくするコツだと聞いて、それをやったのですが、渋皮が手強くて、さほど早くはなりませんでした。
もし栗のむき方と、保存の仕方をご存知の方は教えてください。ところで、8合の栗ごはん、何人の為のお昼ご飯だと思いますか?。。。。。。5人です!
若い人の食べっぷりって気持ち良いほどスゴいです。<材料>
生栗 400g
もち米 2合
白米 2合
みりん 大2
醤油 大2
塩 小2
昆布 適量<作り方>
①生栗はぬるま湯につけて30分おく。
②皮と渋皮を包丁で丁寧に削ぎとり、水で洗って汚れを落とす。
③餅米とお米を洗って、みりん、醤油、塩を入れ、水を加えて4合の目盛りに合わせ、それから栗と昆布を入れて炊飯器で炊く。
④でき上がったら、昆布を取り出す。
栗を黄色くホクホクするための工夫が書いているのを見つけて、やってみたのですが、黄色くなりませんでした。栗の品種も関係あるのかもしれませんが、良い方法があれば、これも教えてください。
ということで、味付けに醤油を使っている事もあって、真っ白いご飯に、黄色のホクホク栗なんて色にはなりませんでしたが、味は、昆布出汁のでいか、とても美味しい栗ごはんになりました。昆布を取り出した後は、煮付けにしましょう。
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輝く卵の黄味の塩麹漬け
旅館で不思議な料理に出会いました。卵の黄味らしき味がするのに、深みがあってねっとりしている。
これは何?って、その味を求めてシックハックしたあげく、塩麹漬けが、旅館で出た味に似ていることを発見。
新鮮な卵と薄味の塩麹が手に入れば、是非試してください。料亭の味です。卵かけご飯の代わりに、この塩麹卵をつかっても絶品です。
<材料>
卵黄味 1個
塩麹(麹と塩が5対1くらいの薄塩のもの)<レシピ>
①塩麹を平たい容器に薄く敷き、ガーゼか木綿の切ったものをその上に敷く。
②くぼみを作って、その中の黄味を壊れないように入れ、上にやっぱりガーゼか木綿をのせ、塩麹を薄くかぶせる。
③8時間から10時間程度置いて、ガーセをあけてみると、中から、きれいな色でトロンと固まった黄味がでてきます。
④それを、お皿にのせて、今回はクリームチーズをのせています。ご飯と一緒に食べるときは、クリームチーズよりションション(しょうゆの実)の方が美味しいです。卵が古いと、黄味が崩れやすいようですから、新鮮なものを使いましょう。
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あったか蓮根スープの朝食
秋めいてきました。
セットに入る野菜も、サツマイモ、蓮根など秋もよう。
キューリやミニトマト等、畑で最後の頑張りをしている夏の野菜達に、秋の野菜をおりこんで、今日は美味しい朝ご飯。
パンは百草園の強力粉を使い、サツマイモを入れて焼いたものです。角切りをしたサツマイモをコロコロといれるだけでなんですが、不思議とパンがしっとりします。
スープは、今日紹介するレシピ「蓮根スープ」です。蓮根は、ソテーにしてもキンピラにしても美味しくて、スープにするのはもったいないくらいですが、簡単なので、朝からチャチャッと作って、体をあっためましょう!体を冷やす夏野菜と、あっためる冬野菜と、ミックス料理ですが、季節も朝は寒いし、昼は暑いという、そんな季節すからね。
材料
蓮根 1個
牛乳 180ml
コンソメ
塩 (良い塩を使うと味がましますよ)
コショウレシピ
①蓮根は皮をむかず、酢水にもつけず、適当に切ってゆでます。アクも旨味に変えたいので、切ったらすぐにゆでてください。置いておくとアクがでてしまいます。
②ゆでた蓮根に牛乳をいれ、ミキサーにかけると、トロトロ感のあるスープになります。
③鍋にかえし、コンソメを入れ、塩とコショウで味付けをします
④スープ皿に盛って、香りを楽しむためる野菜をすこし飾ってください。ハーブ系でも小ネギ系でも良いと思います。クミンシードも面白いかも。
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ゴーヤを生で酢の物に
ゴーヤの苦みは血をきれいにして、血圧を安定させると、沖縄では昔から言われていたそうです。ビタミンCも豊富なゴーヤを、生のまま酢の物にしましょう。
苦みが押さえられて、良い味をだすんです。夏も終わり、ゴーヤもそろそろ最後かもしれません。急いで試してください。<材用>
ゴーヤ 2本
キューリ 2本
ピーマン 1個
ラッキョウ 数個
米酢 適量
ちりめんじゃこ 適量
すりごま<作り方>
①ゴーヤ、キューリ ピーマンをそれぞれ、薄くスライスし、塩をふってしんなりさせる。
②①を絞ったものに、ラッキョウを千切りしたもの、米酢、ちりめんじゃこをいれ、混ぜて、最後にすりごまをかける。
③味に甘みが欲しいときはラッキョ酢もいれてやるといいですよ。我が家では、たくさん作りおきして、食事のたびにだしています。
(さらに…)