卵の事情・・・卵の汚れをせっせと落としながら、書きたくなったこと

百草園では平飼いの自然卵養鶏で、産卵箱にワラや籾殻をしいたところに産卵するようなっています。産卵箱は5〜6カ所は用意してあるのですが、鳥たちはある箇所にかたまって何羽も折り重なるようにして産む習性がありますので、破卵したりして、汚れる卵がどうしても出てしまいます。

普通のケージ養鶏では、向きを変えられない狭い空間で、産み落とした卵はそのままケージに沿って転げ出る様になっていますので、汚れも少なく、その上、全個数の洗卵と次亜塩素酸消毒が義務づけられています。

私たちは洗卵すると、卵の表面の防護膜がなくなってしまうのと、次亜塩素酸など使いたくないので、汚れはまず乾いたままふきとるか、ぬれたスポンジでふきとり、それでも落ちないような物は手洗いで流水中で洗っています。