お母さんが亡くなって、衣類の片付けをヘロヘロになりながらやりました。
いちいち「誰にあげようか」とか、「私が着れるかな」とか考えるとパンクしそうなので、被災地の能登に冬の衣料として送った以外は、つぎつぎに紐で縛って資源ゴミとしてだすって作業をやっていました。
ところが、袋にはいった新品のままの下着がでてきたんです。
肌色の少し厚手のもので、私とセンスが違いすぎるのでそのまま処分するつもりだったのですが、ふと、「サイズもあうし、私が使ってみるかな?今年の下着まだ買っていないし」という気持ちになり、着てみたところ、綿の着心地の良さにびっくり。それに暖かい!!
これまで、私はヒートテックの下着というやつを、黒などのカラーつきのものが下着下着していないと、使っていたのです。
母が着ていた「グンゼ」は肌色で、胸周りにレースが縫い付けてあって、上着の襟元からこのレースが見えたら「下着見えている!」って、最悪感がただよい、私は絶対に買いません。
でも着てみたら、ヒートテックよりずっと快適。この着心地、暖かさ、知らなかった!!
ということで、下着のオシャレ感より快適感が勝ちまして、お母さんのおいていった下着をありがたくいただくことにしました。
調べてみると、「グンゼ」はお高いようです。
胸にレースのついていない、若者むきのものもあるようなので、次回からは「グンゼ」も選択肢にいれておこう。もはや私は若者ではないことは分かっているつもりですが、後期高齢者専用の下着でなければ、まだ許せるかな。
それにしても、おそるべし日本の老舗メーカーの実力!
#遺品の片付け,#グンゼ,#木綿の下着