端境期の真っ最中

毎年、この時期になるとセットを組むための野菜が乏しくなってきます。冬の間は作付けできませんので、秋にまいて畑で冬を乗り切ってきた野菜たちも、貯蔵してあった根菜類もいよいよ底をついてきます。加えて、3月4月は春の端境期に入りますので、いよいよ品目が少なくなってきます。

 しばらくは、単調なセットが続くと思いますがよろしくお願いします。この時期を乗り切るために、協力農家と声を掛け合って、融通しあったり、支援してもらったりして毎年やりくりしています。今年は寒がきつすぎてその点でも苦労してます。例えばブロッコリーが寒さで傷んでしまい脇芽が出てきません。うちだけかと思ったら、よそも同様でした。なんと脇芽が主体のスティックセニョールさえ出ないとのことで、驚きです。カブやダイコンも例年より寒害がひどく、早めに終わりそうです。白菜も終わりですが、遅まきで結球しなかった分を来週から青物として使うことにします。そんな中、露地物で今か今かと待っているのは、第3弾のほうれん草と白菜の菜の花、芽キャベツなどです。
 こうなると、端境期対策で、早出しのために作付けるビニールトンネルの小松菜など青物類がたよりですが、こちらは、あと、2〜3週間というところか。
  
 一方苗床ではレタス類の苗が育ってます。いつもなら、鉢上げした残り苗は捨ててしまうのですが、今年は取っといてトンネルをかけて早出し出来るようにしたほうがいいかもしれないと思案してます。とにかくなんとかやりくりしながらこの時期を乗り切っていかなくては。