東電で原発の制御棒を扱う仕事をしていくなかで、原発に疑問をもちはじめ、退職。その後、食とエネルギーの自給生活をめざしながら、独立型太陽光発電の設置を生業としている木村さんと一緒に百草園の鶏舎用のパネルを設置します。話を聞く場ももうけましたので、ゆったりと分かち合えたらと思っています。
夜には市内のマクロビオティックcaféでの交流会も予定しています。
都合のつく時間にご参加ください。
******元東京電力 福島第一原発技術者 木村俊雄さんを招いて********
独立型太陽光発電設置&講演&交流会
余った電気を電力会社に売るタイプではなく、発電したものを蓄えて家庭で使い切るタイプです
<日時> 7月16日(月 海の日)
a.m 10時〜 太陽光発電設置作業と説明 植木・百草園にて
p.m 2時〜 木村敏俊雄さんのお話 百草園の近くの今藤公民館にて
p.m 6時〜 交流会 熊本市・The Day Cafe にて
<講師> 木村俊雄さん(元東京電力 福島第一原発技術者 報道ステーションにも出演)
<ゲスト> 東田トモヒロさん(ミュージシャン 独立型太陽光発電を設置した植木町の先輩)
<会費> 昼の部 500円(こども無料)
交流会 1500円(こども1000円)
<参加申し込み>
藤永よしき fax 096-345-1701
携帯 090-7985-3232
<アクセス>
▼百草園
▼今藤公民館
百草園の近く
▼The Day Café
熊本県熊本市麻生田4丁目2-40
096-338-3355
熊本北バイパスの麻生田交差点より武蔵丘方面に2k docomo shopの横
駐車場はありますが、できるなら相乗りでおこしください。
東日本大震災でも活躍した独立型太陽光発電
太陽光発電といえば、屋根にパネルをのせ、電力会社と契約して、余った電気を電力会社に売るというものですよね。
独立型太陽光発電は、電力会社に売りません。発電した電気をバッテリーに蓄電しながら、使うものです。ですから、行政からの補助金もでませんし、余剰電気の販売益もありません。
それでも何故、独立型なのかということなのですが、
① 基本的に自分の必要な枚数のパネルで始める事ができるので、我が家の家計にあっている。
② 電気を売らないで、電力を自給できるということに魅力を感じる。
③ バッテリーの充電の状態をチェックしたりする自己管理が必要で、当たり前のインフラとして与えられていたものを、そうではないものを体で試したい。なんてところです。
東日本大震災で、電気、水道、ガスが全てが止まったとき、中古で作った独立型太陽光を持ち運びできるようにして、被災地に設置して回ったNPOがあったそうです。とても大きな力を発揮したと聞いています。
昔は水道か止まっても、井戸や出水がどこかにあり、なんとかなったものでした。
燃料も山に薪を拾いに行けば大丈夫なはずです。
水やエネルギーが、全て買って手に入れるものになってしまっている現在の仕組みに対し、ちょっとだけですが、他の方法を試してみます。
7月に設置するのは、わずか400W。でも鶏舎に使う分には、余るほどの電気の量になるはずです。
① パネルを大地に設置し、掃除をして発電効率をよくする。
② コントローラを通してバッテリーに直流電気をためる。
③ インバーターで交流に変換してつかう。
簡単そうでしょう。。。。
福島の武藤類子さんの喫茶店(今は閉めていますが)でも、独立型太陽光を使っていました。
百草園のお近所さん、東田トモヒロさんの自宅でも設置され、使っています。送電線をとおしてこない電気は雑音が少なく、楽器の音がとてもいいのだそうです。