トマトを植えると、家庭では食べきれないほどの実がなることも。
そんな時、トマトピューレを作って保存しましょう。
コトコトとなが〜い時間煮詰めるのが面倒という人も、トマトを輪切りにして干すことで時間をぐっと短縮でき、ガス代の節約にもなります。干したトマトの姿も美しいし。。。
それでは早速作り始めましょう。
①完熟トマトを水洗いしたあと、ヘタをとりのぞいて輪切りにします。
②一日干すとかなり水分が飛びますので、それを、ホーロー引きの鍋とか土鍋を使って30分ぐらい時間をかけて煮詰めます。
※トマトは酸が強いので、鉄、銅製の鍋を使うと化学反応でトマトが黒くなり、見た目が悪くなります。
③皮を湯剥きすることが普通ですが、わたしは皮もそのまま煮詰めます。塩少々をいれて、潰しながら煮ていくと、どんどん水気がでてきますが、時間は干さなかった時に比べると半分くらいでしょう。
④ある程度トマトが煮くずれて、汁気が落ち着いた頃、ミキサーにかけておしまい。種も皮も気にしない私なのです。基本、大雑把なんですが、いのちあるものを丸ごと食べたい「一物全体」って気持ちもあります。
⑤あら熱がとれたら、ジッパー付きの袋に空気が入らないように一回で使い切る量に小分けして入れ、完全にさめたら冷凍庫に入れます。
完成したトマトピューレを冷ましてから少しなめてみてください。濃縮されたトマトの風味に感激する事間違いなし。料理に使う時に、ニンニクやタマネギを加えて味にさらに深みを作ってくださいね。
まろやかな味にしたい人は、裏ごしをして皮と種をとってください。