酵素玄米って聞いて、「酵素はタンパク質だから熱に弱いはず。玄米を炊く時に壊れるはずだから何を言っているのだろう??」と思っていました。
でも先日、九州の食卓・上乃裏マルシェの内田さんが百草園にいらした時「酵素玄米ってホントに軟らかくて美味しいんです」「お店に酵素玄米のおむすびを置いているのですが、すぐに売り切れます」と話してくれました。
最近、私も年をとったのか、玄米が重く感じてきてました。熊有研の事務所に週2回、助っ人で入っているので、忙しくなったことも、影響しているのでしょう。体調もいまいちです。酵素玄米が美味しくて、柔らかいなら、試してみる価値ありよねって、さっそくトライ。圧力鍋で炊くか、電気釜で炊くか迷ったあげく、両方をやってみる事に!
「何日も腐らないなんてありえないけどね」なんて半信半疑で始めて。。。。
2日目。腐らないけれど固さもあまり変わりません。
3日目。変わりはじめました。確かに軟らかくなり、旨味も増しています。
4日目。軟らかく、うまいです。臭いどころか、香りがします。
酵素が効いているのかもしれないです。
この地球上には多様な生き物(酵素は生き物ではなさそうですが)がいて、酵素も高温に強いものがいるのかもしれませんね。炊いても壊れない酵素を玄米が持っているとしたら、というか、この玄米の変化はそう考える方が自然です。
白米をジャーに入れておけば、臭くなるのに、玄米は美味しい香りがしはじめます。これを発酵と言わずして、なんと言うです。
まだ試みは始まったばかり。今後も、失敗しても成功してもこのブログで報告します。
炊飯器で炊いた玄米には自家製の小粒黒大豆をいれています。湯気で画面が揺れてます。すみません。
圧力鍋の玄米には小豆をいれました。
黒豆や小豆の量は、1割くらいです。。
勿論、自然塩もひとつまみいれます。
炊きあがった後は保温にしますが、高温スティーム(私の炊飯器にはこの機能がついています)で保温し、一日に1回混ぜ空気をいれています。
玄米の洗い方、炊き方など、次回紹介します。